新型コロナの関係で各クラブのキャンプ、学童まつり、親子レクなども軒並み中止となり、例年行っている法人内のクラブが一堂に集まる「おひさまフェスタ」も中止せざるを得ませんでした。
子どもたちにとって寂しい一年になってしまったため、少しでも「子どもたちの楽しみや目標を贈りたい」と考えて、法人主催で「おひさまチャレンジカップ」を開催しました。
種目は「とめけんチャレンジ」「けん玉のもしカメ」「けん玉の技」「コマの長回し」「コマの技」で、11/24~12/10にかけて本部職員が審査員になって各クラブへ行き開催しました。
「コマの長回し」~4秒の戦い~
文字通り1秒でも長く回っているコマが勝ち。
普通1分30秒以上回っているとすごい!となりますが、今回は2分以上が4クラブ。それも2分2秒から2分6秒の4秒の僅差となりました。
第1位は高木の2分6秒、続いて2分5秒の北部、2分4秒の高木第二、2分2秒の寒風台で、その場で相手は見えなくても、ものすごい戦いとなりました。
「けん玉のもしカメ」~集中力のすばらしさ~
曲に合わせて大皿~中皿~大皿~中皿の繰り返しで1曲が終わるとクリアです。
技術も必要ですが、一番必要なのが集中し続ける気持ち。フッと気が抜けると玉はするっと落ちてしまいます。
すべてのクラブでクリアした子がいて、驚きで一杯です。ちなみに挑戦した支援員は全滅でした…。
「コマの技」「けん玉の技」「とめけんチャレンジ」~できるよろこびと応援の力~
子どもたちにとってコマのひもを巻いて回す、けん玉は大皿にのせる、という一歩目が一番難く、その分できた時のよろこびはかけがえのないものです。
そのできた時のよろこびを糧に、日々のあそびの中で次々に難しい技に挑戦し、チャレンジカップはその集大成となりました。
コマは高木が難易度の高い「滝登り」を、梨香台と寒風台は「スーパー大回転」を成功させました。
けん玉は高木、寒風台、梨香台が「ロケット」を、河原塚、大橋、八ヶ崎は「灯台」を成功させました。
その成功には本人の楽しむ力と努力がありましたが、まわりの子どもたちの「がんばれ~」「がんばれ~」の大合唱!!が成功につながったと感じています。
1時間ほどの短い時間でしたが、子どもたちの「楽しかった~」の声に開催してよかったという思いと、がんばっている子どもたちに自然と応援できる人と人とのつながりに、クラブのよさを感じたチャレンジカップでした。
一日でも早く新型コロナが終息し、のびのびとあそべる生活に戻れることを願っています。
~おまけ~
コマ・けん玉をがんばった子、司会で活躍した子、たくさん応援した子に敬意を表し、審査員から手作り感満載のカップにアメを山盛りにして贈らせていただきました。来年はみんなで集まれることを願っています。
事業管理本部・池田説夫