夏休みのお楽しみ行事、スイカ割り 寒風台放課後児童クラブ

夏の行事

夏と言えば!スイカ割り!8月13日に季節の楽しい体験として学童で行いました。時間は昼寝の代わりの静かな室内遊びの時間を利用し、日陰を探してグリーンパークを会場にしました。

指導員で沢山話し合いました。「本物のスイカを叩く感触や、においを感じて欲しいけど、スイカは高いからもったいないね」、「一個だけやってみる?」、「風船は?すぐに割れる?」、「ビーチボールは丈夫すぎる?」、「スイカ割りは、割ることが楽しみだからね」、「ビーチボールは本気で叩くとけっこう割れるんですよ」、「そうなの?」、「暑い時間に外はきついね」、「体育館は?」、「借りておこう。雨でも助かるね」、「全員で応援して欲しいけど、暑いから班ごとで良いね」、「で、おやつは本物を食べる、で良いね」等など、5人で子ども達の顔を思い描きながら。

風船・ビーチボールはリクエスト制にしました。なかなか割れない様子を見て、ほとんどの子が風船を選びました。前の日の夜から楽しみにしていた1年生が沢山いて『絶対に割ってやる!』、『なんじからやる?』と言いながら、準備のために膨らませた風船をながめていました。

班ごとに上級生に目隠しのバンダナを結んでもらったり、方向を大きな声でナビしてもらったり、大賑わいでした。打つ前にバットをおでこに当てて学年の数だけ回る"ぐるぐるバット"は「うわ~。どっちがどっちかわかんなくなった」と、みんなよろけながらのスタート。ずっと下級生に「こっち!こっち!」と手をたたいて教えたり、「そこそこ!」バットを振り下ろしますが、なかなか命中しません。おまけに風船やビーチボールを風がいたずらして転がるハプニングも。

「もう一歩右」「右って?どっち?」ナビは体にさわってはいけないのに、うっかり腕を持って「こっち」と引っ張ってあげる優しい一コマも。みんなの声を信頼する姿は、いつも一緒に過ごす仲間たちならでは。
そんな苦戦が続く中、バットを素早く振り「バン!」2年男子が「よっしゃー!」と目隠しを取ってニッコリ。次は一年生の男子が割りました。スタートからは右に左によろけながらも、勢いよく振り下ろし「パーーーッン!!」見ていた一年生が「すげ~!」と感激して飛び跳ねて喜びました。

割れなかった悔しさで「もう一回やりたい!」という声が多かったのと、残念ながら思いのほか風船もビーチボールも割れず、準備した風船が沢山あったので、2回目までリベンジして存分に楽しみました。女の子たちの雄姿も素敵でした。
おやつのスイカを切っている時に、植物や自然が大好きな子が「種ちょうだい」とビニール袋が真っ黒になるくらい種を集めて、水を入れてスイカが実る日を楽しみにしています。校庭に来年スイカがゴロンと^^♪なると良いですね。

終わった後のおやつのスイカはとびきり美味しくいただきました。割れなかった風船は風船バレーをして楽しみました。

支援員・渡邉香奈子