「手作りマスク」作ってみた!寒風台放課後児童クラブ

学童の様子

4月23日にクラブの臨時休所が決まった後、保護者の皆様のご理解ご協力があり、現在の登所児童は20名程度となっています。
そんなある日…登所したのが高学年1人という日がありました。その子は手芸など物を作るのが大好きで冬はマフラー、今は帽子を作っています。この間はフェルトバックを完成させていました。
朝からの長い1日です。「次は何をしようかな」遊びながら思いついたのが手作りマスクです。「マスク作れるかな?」、「んー、材料何使うんだろう?」出てきたやりたい事は、やはりその子が大好きな手芸でした。
指導員と一緒にパソコンで調べ、「これなら作れそう‼」と作るマスクが決定。
そうと決まればとっても行動が早いです。「トイレ行ってくるね」「ジャンバーはいるかな?」と買い出し準備万端です。

クラブ近くの100円均一へ買い出しに行きました。
そこでハプニング…。 マスクに必要な材料が全て売り切れ…。
でも何としてでも作りたい! 指導員と一緒にアイディアを出し合います。
そして選んだのが、布の代わりにランチョンマット(可愛い柄を発見!)、耳の部分のゴムは柔らかいヘアゴム、ガーゼの代わりは何だと思いますか?
なんと お風呂で体を洗うボディタオルです。ガーゼの素材に似た綿で作られている柔らかい物を選びました。

クラブへ足早に戻り、作成開始!
作り出したら速い速い!!"なみ縫い"なんてお手の物、少々玉止めに苦戦し「あー、もう!玉が遠くなっちゃう…」となりましたが、30分程であっという間に完成。
最後は出来たばかりの可愛いマスクをつけてパシャリ!
マスクで隠れていますがとってもいい笑顔でした。

世の中がこんな時だからこそ「マスクを作るぞっ」となったと思います。
マスクの代用材料はアイディア賞ものです。でも、本当は1日でも早くマスクをつけずに走りまわれる日が来ることを願う、指導員とある日の子どもの1日でした。

(支援員・熊澤光希)